今回は旅の第1話から10話までの間で起こったことについて少し細かく触れていく回になります。
今後も第2回3回と続ける予定なので、もし聞きたいこと、疑問に思ったことがあればコメント欄に書いてもらえると次の旅行中メモで詳しく解説します。
では、第1回目の今回解説するのは以下の4つ
入国について
これは海外を訪れる際に必ず通らないといけない最初の難関です。しかし、きちんと用意を行えばスムーズに行うことができます。今回はアメリカベースですが、自分の経験を踏まえてポイントを大きく3つのポイントに絞ってお話していきます。
1入国前の準備について・・・・アメリカは日本とは親密な関係にあり、比較的入国制限に関しては他国と比べて緩くはありますが、外国ということで準備するものは必ずあります。
一部例外はありますが、この3つだけ事前に準備をしておけば大まか問題なく国境を通過できます。
1簡易ビザ(ESTA)
先程話したとおり日本とアメリカとの国交は緩いのでカチっとしたビザは必要ありません。しかし、簡易ビザというものは必ず出国前に取得しないといけません。これがないと入国どころか出国すらできません。また、トランジットでアメリカに一時入国する際でも必ず必要になってきます。取得方法はネットで15分もあれば日本国籍とパスポートさえあれば誰でも簡単に取得できます。ESTAの期限は2年間で1回の入国で最大3ヶ月の滞在が可能。
取得方法はこちらから。【記入例&図解付き】ESTA(エスタ)の申請方法をわかりやすく解説
また、2015年の旅をしていた当時ではカナダは日本のパスポートさえあれば入国が可能でした。
ただし2021年現在はアメリカと同様簡易ビザが必要になってくるようです。
カナダ観光ビザについて観光ビザ:eTA(電子渡航認証)について
2入国先のホテルの連絡先と住所、もしくは知人の連絡先と住所と職業(場合による)
これは税関での質問で必ず聞かれることなので事前に用意しておくことは必須です。(ホテルの情報などはプリントアウトしておくことをオススメします。僕の場合は携帯の画面を見せようとしたらNO!!と突き返されました なんでやっ!!!)
ホテルではなく、親戚や知人の場合でも必ず聞かれるのは「名前」「住所」「職業」(職業に関しては人によるかも・・・)これを暗記かもしくはメモを取っていると良いでしょう。
自分は過去に数回入国を経験しましたが、税関では大体この質問は飛んできます。
言葉がわからなければ素直にわからないといえば言葉のわかるスタッフが飛んでくるので素直に従ったほうが吉です。
3ダミーチケット(これは人によりますが、中〰長期間移動型の旅をする際に用意するものです)
これは入国の際にもう一つ必ず聞かれることが「帰国をする際のチケット」です。
長期間のビザを持っている人はこれを聞かれることはありませんが、ESTAのような簡易ビザのような場合は帰国用のチケットの用意が必要になってきます。自分の旅の形だとそんな先の予定までわかるかい!!って人に必要なのが見かけだけの帰国チケットそれが「ダミーチケット」です。(空港の職員さんも同じように呼んでいました。)これは要は数カ月後のキャンセル料無料の入国先から母国に戻る分のチケットを購入することです。これは完全に形だけですので、入国が完了した瞬間必ずキャンセルすることを忘れずに!!(僕の場合はキャンセルを忘れて大変なことになりました・・・・)
以上3つのものを事前時準備するのをオススメします。もちろんパスポートは必須なのでそれは各々でお願いします。
パスポート申請方法の解説はこちらから。パスポートの申請方法、必要書類は?分かりやすく解説
言葉について
外国に来て必ずと行っていいほどぶち当たるのが言葉の壁です。僕もこの壁にぶち当たったのは旅の間で1回や2回ではありません(笑)
現地の言葉は使って間違えて修正の繰り返しですが、長くいればいるほど不思議と耳がなれてきます。しかし、最初の一言が本当に勇気が必要です。そこで個人的ですが知っておいたほうが良い超日常的に使う簡単なワードをいくつか紹介します。
1How’s going〰
2Can I have〰
3Have a good day〰 You, too!
4 I have a reservation〰
解説
How’s going〰
これはブログの中でも話題にした学校では教えてもらえなかった超日常フレーズです。
この言葉は How are you? と同義語なので「good!!」や「sousou」など自分の気分に合わせて返答すれば問題ないです。くれぐれも「どこから来た?」という意味ではないので僕と同じ過ちを犯さないように・・・・・
僕の経験はこちらの記事から第2話 How are you? と How’s going?
Can I have〰
これはレストランや、カフェなどで注文するときに使う「〰ください」という意味です。
例えばコーヒーが欲しい場合は「Can I have coffee」と言えば120%伝わります。語尾に「please」を入れるとより丁寧な言葉になるのでおすすめです。
Have a good day〰 You, too!!
この言葉は買い物やレストランを出る時、別れの言葉の定番フレーズです。
翻訳すると「良い一日を!」「あなたもね!」などなんともオシャレなやり取りです笑
買い物のお会計が終わったあと店員さんからほぼ必ず「Have a nice day」と言われるのですかさず「You, too!」と返しましょう。これをサラッと言えるだけで英語を使うのが楽しくなってくるので、この言葉は是非使ってみることをオススメします。
I have a reservation〰
この言葉はホテルなどで予約をとっている場合に「予約してるんですけど〰」と受付の人との会話の始まりをスムーズに行うためのフレーズです。
受付前でドギマギせずに堂々とこの言葉を投げかけてやりましょう!!
言葉については以上ですが、個人的にいちばん大事なのは「伝えようと努力すること」です。旅の間ではよく声をかけられて自分も不慣れな英語で会話をしましたが、話を聞く相手も相手が英語に不慣れとわかると「理解しよう」ときちんと努力をしてくれます。最悪身振り手振りでもなんとかなります。相手もきちんとわかった上で話しかけているので不安に思うことは全く無いです。逆に話しかけるほうがものすごくハードルが高いので、この記事を見ている方ももし日本で海外の人に声をかけられた場合相手もかなり勇気を振り絞っているので無下に「あいきゃんとすぴーくいんぐりっしゅ」と言わず、優しく対応してあげてください。海外にいる外国人は皆不安なのです。(もちろん自分も含めて!)
食糧事情について
無事に入国したあと、次に起こるのが食糧問題だと思います。「日本食が食べたい!!」と海外旅行を経験した方からこのワードを聞いたことのある人は少なくないのではないのでしょうか?特に3日目には現地の食べ物に飽きて海外なのに日本食レストランに行ったらあんまり美味しくなかったなんて踏んだり蹴ったりな話はよく聞くと思います。
ブログの中ではまだ日本食は食べてませんが(この記事を書いてる時点ではまだ10話までしか書いてません。)今後僕も例にもれず同じ思いをします・・・・・
さて、僕の旅の間での食糧事情ですが、最初に降り立った場所がアラスカです。アラスカは一応国としてはアメリカ合衆国ではありますが、輸送費の関係で物の値段がかなり高く設定されています。食糧事情が変化した第3話で食べた缶詰ですが、アラスカ、カナダを抜けて最終的にアメリカに再入国した際には同じものが最終的に3ドル(約320円)ほど値段が下がりました。
味はどうなの??
さて、値段の次は味はどうなの?という疑問にぶち当たると思いますが、缶詰に関しては第3話を見てもらえればわかりますが、味はそんなに美味しくないです。自分も飽きないように缶詰に関しては色々と工夫を重ねました(なにげにこれは旅の中で苦労したことの1つです笑)。また、市販のビスケットを買ったこともあるのですが、これがまー!不味かった!!単純に日本人の舌に合いません。他にもサンドイッチを買ったこともあるのですが、値段に対して味と見た目のクオリティーが日本人目線からすると全くつり合ってません。レストランにも何回か行ったことがあるのですが、気分はソシャゲのガチャをやっている気分になります笑
パッ見美味しそうに見える缶詰・・・感想はこちらの記事にて第7話 旅の再開!写真はいいぞぉ
あまりの不味さに別の意味で強烈に記憶に残ったクッキー二度と買わん!!!
結局どうすればいいの!!??
さて、これまで悪いところばかり話してきましたが、結局うまいものはないのか?という質問になりますが、当然あります!!そこで、自分の経験からではありますが自炊、出来合いのものの購入、外食の3つから自分なりのそれぞれのオススメを解説します。
自炊について
手間は少しかかりますが、個人的にはこれが節約+満足度が一番高い方法だと思います。
特にアメリカはお肉文化であり、安価で大量の肉を塊を購入することができます。また、調味料に関してですが、普通のスーパーではお目当ての物を見つけるのはなかなか難しいですが、アジアンスーパーというのは少し大きな街だと見かけるので、そこでお目当ての調味料を見つけるのがいいと思います。また、大きな街だと大型のスーパーではアジアンコーナーが設置されており、基本的な調味料は手に入る場合もあります。ただし値段は少しお高めです。自分も好みの味にするために調味料は常に持ち歩いていました。
この大きさで10ドルくらいだった!!そりゃ太るわけだ笑
出来合いのものの購入
出来合い、いわゆるお惣菜的なものに出会うにはかなり大きな街の有名なスーパーに行かないとなかなか出会えません。お弁当などもたまに見かけることもありましたが、値段、クオリティーに関しては日本のものには及ばないというのが本音です・・・・・
ただ、中には自分の舌に合うものがあると思うので、宝探しの感覚でめげずにお気に入りを見つけるのは悪くないと思います。自分も特定のスーパーを見つけた時は定期的にお気に入りのものは購入していました。
外食について
これに関しては当たり外れが最も大きいです。また、アメリカ、カナダではチップ文化があるので、値段以下のまずい飯代+チップの要求なんてダブルパンチを喰らう可能性が否めません・・・・・
外食で安定を求めるなら日本でもよく見る「マック」「サブウェイ」「ドミノ・ピザ」などは安定してお馴染みの味を楽しむことができるので、食事に困った場合はオススメです。特にマックは日本にはないメニューがあるので、お土産話などにはもってこいだと思います。ちなみにドリンクはおかわり自由なので、ジュース大好きな人には天国です笑
旅の中でよく食べたサブウェイ日本では裏メニューのフットロングを毎回注文してた。
まとめ
さて、今回の旅行メモですが、これを見て皆さんの海外旅行への潜在的苦手意識を少しでも解決できたらと思います。海外旅行では雰囲気を楽しみたいのか?食事を楽しみたいのか?それとも両方楽しみたいのか?それぞれ皆さんの目的によって大きく分かれるところになります。重要なのは「異文化の中にいる」という自覚を持つことです。無いものを嘆くのではなく、目の前のあるものでどうやって自分の欲求を満たすのか? これはどんな旅行でも目の前のものを楽しむための重要な考えであり、僕の今回最後に伝えたいことです。
それではまた次の記事で。
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