2015年の旅について

2015年初の海外旅日記
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 このブログはコロナ後の世界で私を含めたこのブログを見た人々に「夢とはなにか、幸せとはなにか、そして、人生とはなにか」この3つの問に私自身の活動を見てもらいながら、みなさん自身の答えに「気づいて」そして、「行動」して欲しいという願いのもと立ち上げました。実際の活動は2021年1月の現段階ではコロナにより不可能です。なので、どうしてこのような活動をしようと思ったのか、その原点である2015年5月から約半年をかけて行った旅の物語を今このブログにて綴っていこうと思います。今回はなぜこの旅に出ようと思ったのか、そして、旅の間何を感じ取って、何に気がついたのか、それらを書いていこうと思います。⚠次回以降はコミカルなヤル夫を使ったコミカルな物語風に旅の内容を書く予定です。

どうして旅に出ようと思ったのか

 まず、前回の旅のスタートはラスト・フロンティアと呼ばれるアラスカから、そしてゴールは私の従兄弟が住むテキサスまで

これを自転車で一人で行うのが前回の旅でした。はっきり言って無謀もいいところで、まして当時の私は海外旅行どころか、自転車旅でさえ全くの素人でした。普通ならこの話を聞いたら無謀を通り越して頭のおかしな異常者の戯言のように感じられると思います。しかし、そう思われても私にはこの旅を絶対にしたいと思う「信念」がありました……….

この旅をしようと思った最初のきっかけは、多くの人が1度は通る人生の分岐点「就職活動」の時期でした。当時の私は就職活動自体は周りがやっていたので自分もなんとなくやってはいましたが、特にこれと言った特技もなく、仕事としてやりたいことも、人生の目標もなかったため活動自体は周りに比べると「かなり」いいかげんでした。

そんな時あるセミナーで「自分のこれまでの歴史を簡単に書き出してみなさい、その中に自分のやりたい仕事がみつかるよ」という就職活動をしたことのある人なら誰しもが聞いたことのある当たり前のアドバイスを頂いて、なんとなくそれをやってみることにしました。

幼少期から今までの人生の中を書き出していくうちに「旅」という言葉が目に付きました。そういえば中学生の頃母親から将来の夢を聞かれた時「旅人になりたい」と答えた事がありました。その時のことを思い出し、なんの気なしに「旅 世界一周」と調べたらとあるブログに辿り着きました。そのブログは当時自転車で世界一周をしている人のブログでした・・・・・・

染谷翔の自転車世界一周ワロスw

私はこのブログに一目惚れしました。旅の出来事や写真やこの人自身の想い。すべてが自分にとって今まで生きてきた中で一番魅力のあるものでした。そして就職活動時期であるにも関わらず、昼夜を問わず貪るようにこのブログの隅から隅まで目を通しました。

「自転車で海外を旅したい」その決断に至るまでそう時間はかかりませんでした。そこからの就職活動は素早く決まり、就職と同時に必要な知識をブログからかき集めました。また、その途中で「石田ゆうすけ」という世界を7年かけて自転車で一周した人の存在を知ることができ、その方がいくつか書いている著書も食い入るように読破することで旅に対するモチベーションをより一層高めることができました。

    

私が出会った物語です。どれも面白く、読んでいるとまるで自分が海外にいるような、旅人になったような、そんな錯覚にさせてくれる楽しい本たちです。興味のある方はぜひ手にとってお読みになってみてください。

大学を卒業してから約2年・・・「自分」の旅の旅程と資金の準備をなんとか終えることができました。この準備期間の間は今思い返しても辛いことが多かった時期でしたが、人生の中で初めて持つことができた「人生の目標」のおかげでなんとか乗り切ることができました。

旅の間〰

 旅の間は多くの出会いや別れ、成功や失敗など本当に多くの経験や体験をすることができました。海外だからこそできた体験や、旅だからこその出会い、まさに一期一会という言葉が毎日のように降り注ぐ、そんな毎日でした。もちろん私の旅は自転車ですから、1日中自転車を漕ぎ続けなければならず、決して楽な旅ではありません、ある時は野生動物に怯えながら野宿をしたり、またある時は雨宿りのために無人の家の軒下でヤブ蚊にまみれながら何時間も雨上がりを待ったり・・・・文字にすると辛いことのように見えますが、自転車という移動手段だからこその「楽しみ」や「楽しみ方」というものがあり、結果として自転車という選択は自分の中では当たりであり、多くの大切なことを自転車と旅に教えられました。

多くの大切なこと〰

「旅は麻薬のようなもの、1度やったらやめられない」この言葉は旅先で出会った日本人から教えてもらった言葉です。旅には多くの魅力があります。「非日常」であったり、「冒険」や「出会い」など多くのことがありますが、私個人では旅を麻薬たらしめる一番の理由は「気づき」だと思っています。旅の間1日の大半をなにもない場所で自転車を漕ぎ続けているとそれまでの自身の人生や出会い、そして自分の内面と向き合う時間が多くなりました。不思議なことに自分自身を突き詰めいていくと「感謝」という言葉に行き着きました。また、それ以外にも不思議な「縁」を経験したり、今まで深く考えなかった「人生」や「幸せ」についてより深く考えるようになり、今ではそれぞれに自分なりの答えがあり、自分自身でもそれまで知らなかった多くの「気づき」を旅は与えてくれました。

旅を終えて〰

 旅の間はとにかく毎日無我夢中で生きていたので今までのことを考える事はあっても思い出を噛みしめることはできませんでした。しかし、旅を終えて少し時間を開けて振り返ってみると人生で一番過酷だった思い出は一生ものの宝になっていました。その宝は時には見渡す限り地平線の先まで伸びた空の清々しいまでの青色になったり、時には久々に浴びたシャワーのお湯の色をおぞましく染めた黒色になったり、広大な山脈に沈んでいく夕日が空と大地を染め上げていく赤になったり、また時には、見知らぬ人から助けてもらったときに感じた色とは違う「熱」になったりと、いつまでも決して色褪せることのない、自分だけの「思い出」を作りあげることができました。そして・・・その思い出の横にはいつも「笑顔」と「感謝」がついていました。この「感謝」の分だけの「縁」が旅の中でありました。そしてその「縁」は私に一生ものの宝・・・「幸せ」をもたらしてくれました。

最後に〰

 次回の記事からは2021年現在から約6年前の2015年に行った旅の物語が始まります。ダイジェスト形式で特に記憶に残っているものをAA(アスキーアート)を使って物語形式でアップしていく予定です。楽しんでもらうことはもちろんですが、読んでくれたみなさんが自分と同じようになにか行動を起こすキッカケになるような、そんなブログにしていきたいと思っています。

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コメント

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